成城石井のいちごバター。入荷日に並んでまで買ったけど、本当にそんなに美味しいのか。

今月4日に成城石井が、数ヶ月ぶりにいちごバターを販売するというので行ってみた。

実は前々から興味があったのだが、この商品は常備されておらず、発売するとその日に完売してしまうことが多いという。

そして入手困難なことからネットでは成城石井の販売価格を大きく上回る価格で売られており、それでも結構売れてるらしい。

自分では正規の価格の倍以上(3倍近い)で買うなんて馬鹿馬鹿しいので買わなかったが、成城石井で再販されるなら是非買いたいと思っていた。

何故、そんなに興味を惹かれたのか?

この「いちごバター」なるものの存在を知って、たちまち興味津々になってしまったのだが、その理由は殆ど

いちご+バター

という組み合わせが何だか斬新ながら美味しそうと思えるからだろうと思う。

この美味しそうな組み合わせのスプレッドは、有名どころでは成城石井、紀伊國屋、イオンから出ているらしい。

ところが成城石井では上に書いたように入手困難だし、紀伊國屋はなんと言ってもお高いイメージな上に私が住んでいるような地域にはなく、限られた地域か、もしくはデパートの中にしかない。

唯一、お手軽に思えたイオンだったが、買いに行くと見当たらず、店員さんに聞くと入荷日などは不定期で、数ヶ月しないと入荷しないのではないかという。

なぜかここも入手困難なようだ。

そんな入手困難さもあって、希少価値のようなものが生まれて私を含め、是非とも食べたいと躍起になってしまうのだ。

紀ノ国屋 いちごバター【紀ノ国屋】

2019年10月4日。最寄りの成城石井に行き、そのイベントっぷりに感服

当日、朝10時に最寄りの成城石井に妹と行ってみて、果たしてその行列っぷりに仰天したのであった。

早く行かないとなくなるんだろうと思ったので発売時刻ごろに行ったのだが、何と店の外に行列ができており、店の人が店内の混雑ぶりを見ながら列を止めたり動かしたりし、一人一人にいちごバターの瓶を手渡すというシステムであった。そう、一人一個という制限付きなのである。そのため小さな甥も連れて3人ということで3個ゲットしようと行ってたのである。

列は50メートルくらいに達していたと思う。そうは言っても買うだけなので普通に列は進み、並び始めてから10分強で瓶を手渡されて店内に入ったのだが(当然店内でさらにレジの列に並ばなければならない)、さながら冷戦末期のソ連や東欧諸国のようであった。

そもそも、そこの成城石井は朝7時から営業しているのにいちごバターの販売は「10時から」と定めているのも謎だったが、こんなことになっているとは予想もつかなかったのである。

改めてその一大イベントのような成城石井の演出に驚かされたのであった。

結局美味しいのか?食べた感想

さて、私の戦利品はこんな感じである。


いちごバターは一人一個だが、甥っ子2歳の分を妹が譲ってくれた。せっかくバスに乗って来たのだからとレモンバターなるものも買ってみた。こちらは普通に棚に並んでいたもの。

こちらは開けてみたところ。確かにいちごの形を留めているくらい果肉がゴロゴロした感じで入っているのがわかる。

さて、私はそれからというもの、毎日のように食べ続けた。最初の方は成城石井で一緒に買った食パン(高い)に塗って食べていたが、芳醇とか色々試してみた。

果肉ガッツリのところを塗ってみたり、

分厚く塗ってみたり。

色々試してみたもんなのである。

そして感想なのだが…

うん、いちごジャムか。

ということがわかった。果肉がよく感じられるジャムという感じだ。しかし糖度が65%以上をジャムと呼び、それ以下をスプレッドというらしく、表示を見るとスプレッドと書いてあった。

しかし、普通に甘いジャムである。私は

いちごバター

という商品名からして、かなりのブランディングになっていると思うので、敢えてのこの名前なだけで、基本的に味はジャムなのだということがわかった。

ジャムとしては普通に美味しいし、果肉が感じられるので好みだ。

ちなみに妹の家で

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を試してみたが、成城石井の方が果肉感があると思う。

しかし、なぜか私の脳は「いちごバター」という未知の味を色々想像していたらしく、それが幼い頃から知る「いちごジャム」だったので、正直ガッカリだった…と言っておきたい。

結論:いちご「バター」という間違った想像はしない方がいい。普通に美味しい果肉たっぷりのいちごジャム。

実は伏兵がいた

上述のように、私はいちごバターと共に、レモンバターなるものも一緒に買っていた。

これはいちごバターのように騒がれることもなく、大体いつ行っても買えるような雰囲気で棚にあった。

ちなみに妹はよく通りがかるので、あれからも時々チェックしているらしいが、いつも買えるらしい。

開封したところ。こちらもレモンの果肉が多いことがわかる

成城石井で買ったパンにつけて食べてみた。

…これが、予想を大きく上回る美味しさであった。

こちらの方がレモンの爽やかな酸味とともに、バターの風味をほんのり感じることができた。

あくまで個人の好みの問題だが、私としては断然レモンバター押しである。

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