【飯塚事件】農協の女性は女児不明当日か翌日に目撃証言をしている

2024年2月に、飯塚事件の再審請求団は地元の福岡のテレビ局などを通じて、新たに再審請求を試みる切り口として

「三叉路で女児2人を見たと証言した農協職員(当時)の女性が、見たのは別日だった」

と発表した。

この発表の後に、私のYouTubeチャンネルにコメントが多くついて、中には私が誤った情報を発信しているので説明しろ、と糾弾してくるものもあった。

ところがしばらくして、また展開があった。

コメントの返信としては書いてきたのだけど、ここで書いておくことで今後はこのページのリンクを貼って対応したいと思う。

この三叉路目撃についてと、二女児の乗っていた車両の種類は覆らないといこと

この三叉路の目撃証言については、動画にしているのだけど、

この動画の中での「Dさん」が見たのは、この行方不明になった朝ではないというわけで、その後に三叉路にいた男性2人が見た「紺色のマツダのボンゴ」は拐取車両との関連性を示すものではなくなる、というわけである。

確かにここの目撃証言というのは、誰も二女児が車に乗せられるところを見ていないので、Dさんと男性たちの目撃の時系列によって成立しているものと言える。

ただし、テレビなどを見ただけの人は、車種の特定があたかも目撃証言(この三叉路と八丁峠)で絞られたと思わされてしまうのだが、二女児が「マツダのボンゴ」などというざっくりしたものではなく、「1982年式のウェストコースト(マツダのボンゴという車種の中の一つ)」のシートに座っていたことは繊維鑑定で証明されているのである。よって、目撃証言はせいぜい「車体の色が紺色」だったり、この年式のウェストコーストにはついていたド派手な三色ラインがついていた記憶が三人にないということが付加されるのみである。

1982年式は前モデルのマイナーチェンジ版なのだが、その変更の一つが、このシートである。ストライプ模様で4色の繊維が使用されている。

流通というものを考えたことがない人が、そんな繊維はいくらでもある、と反論してきたことがあるのだが、カーシートという法人顧客に向けた生産というものはそのようになっていない。

メーカーは限られており、各工程で分かれている。もちろんメーカーは各製品を大量生産するにあたり、その品番などは管理されている。

この繊維鑑定には、当該シートの繊維を生産した東レも独自に行なっており、間違いない結果であると思われる。国産や、欧米メーカーでは他にこの構成の繊維を使っているシートがないと結論づけられている。当時、欧米以外の外国メーカーの車に乗っている日本人は殆どなく、またあったとしても、たまたま同じ構成の繊維のシートということは確率的にゼロに限りなく近い。

というわけで、そもそもこの三叉路の目撃証言がなくとも、あまり結果は変わらない。

この主張で見込める効果というのは、

「警察が日時を強要した」と発表することで、「やはり警察が証拠を捏造したのか。全ての捜査が怪しい」という印象になっていくこと

だろう。

とはいっても、この三叉路の証言に関して私の動画を見てくださった方なら、ちょっとそれはおかしいな?と気づくと思う。

なぜなら、

朝8時半に三叉路に通りがかったのは、当日に限って女児たちが大遅刻していたから

である。

この女性も、すでに学校が始まっている時間であることを知っており、いつもは子供の姿を見かけないからこそ、「遅刻の時間帯なのに急いでいる様子もなく、妙にダラダラと歩いていた」という印象を持ったことが公判での証言内容からも窺える。

そもそも小学校というのは交通事故防止の一貫で、社会人の一般的な始業時間より早めに設定されているのである。

また、この女性は車両目撃者である男性の車両とすれ違った記憶も語っているので、これが別日だったというのもおかしな話である。男性たちも、車の貸し借りのため、この日に限って待ち合わせをしていたからである。ちなみに男性側の方も、この女性とすれ違った記憶を語っている。

というわけで、この発表も私は本気にはしていなかった。女性本人の声明でもなく、再審請求団が伝聞形式で語っているわけだから、会話の中で何らかの発言を言質として、こういう発表に至っているのだなと思っていた。

1992年2月22日(行方不明は20日、遺体発見は21日)朝刊

チャンネルの視聴者のお一人の提供。

農協職員が三叉路で8時30分に目撃していることが掲載されている。

この記事には午後の商店街での目撃情報なども載せられているが、2人は朝9時過ぎまで、つまり拐取されてすぐには殺害されているので(少なくとも1人は解剖の結果、確実である)誤報である。

どんな事件でもいろんな目撃情報が報じられて後に無関係だったとわかることが多いが、これも「商店街」「午後(低学年なら放課後の時間帯)」というものであり、この2人を特別指すものではない。

しかし「朝8時半」「2人の通学路の地点である三叉路」というのは、この2月20日に限ってはこの2人以外ありえないわけで、また8時25分に旧平原バス停付近で2人を目撃した人は1人の女児の知り合いであるため、記憶違いはあまり考えられない。とすると幼い2人の歩行スピードからして5分後にこの三叉路のあたりに到達していることに矛盾がない。

そういうわけで、この農協職員女性の証言は重視されたのである。

女性は「行方不明の段階」で証言をしていたと思われる

22日の朝刊に出ているということは、記者は遅くとも21日の夜には記事を入稿しなくてはならない。

ということは

この女性は2月20日か21日のいずれかで証言していた

ことが確実なのである。

現在のJAである農協という団体でOL勤めをしているような20代の方が、「今朝」または「昨日の朝」という記憶の話でわからなくなることはあるのか?

この記事を見ると複数の情報がまとまっている。また、この新聞は西日本新聞だが、他の全国紙の地方版なども同じ内容を掲載していたということなので、おそらく「番記者(この場合は警察署につめている記者)」と呼ばれる複数紙の記者が、警察官から聞いた内容を整理したということだろう。

ところで、2人の遺体が発見されたという一報は21日の午後6時ということである。

ということは

女性は、「行方不明の女児たちの捜索への協力」目的で証言していた可能性が高い

ということである。

もちろん午後6時の一報を聞いた後で証言していた可能性もゼロではないが、そこから警察官が記者に情報を流して、そこから記事を書く…という一連の行程を思うと、一報以前に証言されたと見る方が自然だと思う。

ということは、この女性が証言をした段階では、女児たちが殺害されているなどとは思わず、自分が見かけた子供たちだろうか、と通りすがりながらも心配して、ただ情報を提供したのではないだろうか。

ちなみに

この段階で、警察の方も女性に日時を強要する動機は全くない

のは説明するまでもないと思う。

警察官の方も、女児たちの捜索で聞き込んでいたのである。また、遺体発見後にしても男性たちの車両目撃証言が出てきたり、元死刑囚の車両に焦点が当てられるような時ではないのは明らかであるのだから。

後悔している、とは?

ここからは私の憶測を、憶測であるが故にはっきりとは書かずに仄めかすことにする。

日本でも裁判員制度が始まって久しいが、殆どの人は自分にその任が回ってこないことを願っている。もちろん多くの人はその理由に、無報酬で時間や労力を取られることを挙げるのだが、同時に人を裁く責任の一端を自分が担うことに重圧を感じる人が多いだろう。

そのため、特にし刑の量刑をも考えられるような凶悪犯罪は特に避けたいのが普通である。

裁判員制度が始まってしばらくの頃、やはり殺人事件の裁判員に選ばれた人が、「テレビで見て、こんな人はし刑で当然だ、と思っていたものだが、裁判員になってみると心境は全然違う。本当に有罪にしていいのかという葛藤があった」というようなことを語られていた。

その気持ちは非常にわかる。

裁判員ではなくとも、「殺人事件の裁判での証言者」に喜んでなりたい人はそうはいないと思う。まして、地方にあって何かしらの縁続きがあるともわからない環境では、法廷の証言台に立つなどということは家族、いや親族会議ものだというのである。

私の母は飯塚市に似たような人口規模の地方都市の出身だが、「昔は嫁入り前の娘がそういう関わり合いになるのはどこの家も反対して、勘弁してください、まだ嫁入り前なんですよと親が断るものだった。どういう筋から恨まれるかもわからないのに」などと言う。

この女性は、上で書いたように、おそらく行方不明の段階で情報を提供したわけで、まさか後にそのような立場になるとも思わず、ただただ「いなくなっているという子供達が早く見つかってほしい」という気持ちだったはずである。

また、自分は犯行車両や犯人らしき人物を見たわけではない、子供たちを見た、という種類の目撃で、殺人事件裁判の重要目撃者にされてしまう、というのは私だったら腑に落ちないだろうと思う。

そこにもってきて、近年続く、「冤罪だ」番組である。この方は各鑑定内容の中身などは殆どの一般人と同じく詳しく理解されているわけでもないし、本当に冤罪の可能性が高いからこうした活動が続いていると考えられているのだろう、と思う。

この女性がそうした罪悪感に苛まれてるとしたら、本当にそれは無用なことだとお伝えしたいものである。

Tamagoの事実探求
TVが冤罪だったと煽りまくる飯塚事件(1992)をはじめ、世の中に横行する情報操作や誤解、おかしなステレオタイプに挑んでいくチャンネルです。

コメント

  1. Tori より:

    主様、お久しぶりです
    この女性の証言撤回のニュース、発表された直後はすわ冤罪確定かと界隈が結構ざわついたものですが
    わりとすぐに沈静化しましたね
    この記事でも仰っている通り、

    ・最初に証言した時期的に日付の誤認があり得ないこと

    ・その時点でまだ殺人事件かどうかも判らず、警察が女性に証言を強要する理由がない
     (つけ加えるなら当然誘拐現場も時間帯も未確定なので女性の証言に固執する理由もない)

    ・女性の証言はあくまで補強証拠で、それ以外に女児達の衣服に付着していた繊維及び久間車の
     後部座席 シートに残っていた尿痕と血痕(鼻血を出していた女児のものと血液型、DNA型と一致)
     という強力な物証があるので冤罪はあり得ない

    という説明を主様を始めとする方々が懇切丁寧にしたおかげで一瞬つられて騒ぎ出した人達も
    黙るしかなくなったようです(一部の筋金入りの人達はまだ蒸し返して騒いでいますが)

    それ以外にも個人的には以下の点に疑問を感じています

    ・弁護士の言い分を信用するなら、女性の方から2018年に4月に弁護士事務所に連絡があったというが
     なぜそんなに時間がたってからなのか(死刑執行後10年後?)

    ・久間氏の逮捕直後に警察に喫茶店に呼ばれ、作成済みの調書への署名捺印を求められた、それまでに
     何度も証言の訂正を願い出たが、押し切られたとのことだが証拠として採用されたのは検察調書で
     本人も任意で出廷してその内容に間違いないことを証言している
     偽証というリスクを冒してまでわざわざ出廷して不本意な証言をするだろうか

    以下は妄想です、不適切だと思われたら削除してください

    「女性が自分の証言に迷いを感じ始めたのは久間氏の死刑執行後にメディアが冤罪として騒ぎ出した頃
    そのタイミングで弁護側から猛烈なアプローチがあり、なおかつ八丁峠の目撃者が執拗な嫌がらせを受けて
    いるのをテレビで観て自分も同じ目に遭うのではないかと恐怖を感じた(その間も弁護士のアプローチは続く)
    たまりかねて自分から連絡を取ったのが弁護士の言う2018年4月
    そこで「別の日だったかも知れない」程度の曖昧な証言をし、それを勝手に新証拠として弁護士の再審請求に
    利用される、挙げ句裁判所に呼ばれ真意を問い糾される羽目になる」
    妄想ここまで

    実際に再審請求審の場で、女性が何を証言したかは再審請求の結果が出れば自ずと表に出てくるとは
    思いますが、女性の証言撤回自体が根拠に乏しいとして却下される、もしくは女性が証言撤回など
    した覚えはないと主張して弁護士が自分達に都合良く話を誇張していたのがばれる、という展開も
    充分あり得ると思っています
    筋金入りの人達は、それも検察が再審請求審で女性に再び圧力をかけたせいだ!と騒ぐでしょうが

    長文失礼いたしました、これからもご自分のペースで頑張って下さい、では

  2. みずたま。 より:

    こんにちは。コメントありがとうございます。

    私の妄想では、上で仄めかしていますが、行方不明の子を探している段階で証言した女性は、殺人事件に切り替わった時点で、あまり関わりたくなかったのでは?と思っています。
    事件の推理があれこれ好きな人はそうでもないかもしれませんが、一般の人は裁判で証言するなどすると、殺人の容疑者である被告とその周辺人物に自分が障害として認識されることになるのでリスクを考えて嫌というか怖いというか気持ちが悪いと思います。
    私もはっきり言って嫌です…リスクを冒して子供達が生き返るならともかく、そういうわけではないですからね。
    まして当時20代の女性なら、ご家族含めて嫌がったのでは?私の娘とか妹だったら、反対すると思います。

    なので法廷証言者になるのを断るために「やっぱりあの日じゃなかったかもしれない」と言ったのは本当なんではないかと思います。
    女性としては自分は犯行車両と疑われてる車を見たわけじゃない、普通に歩いていた子供達を見ただけの立場なのに、証拠のピースにされるのは納得がいかない気持ちもあったと思います。
    自分の証言があってもなくても関係ないでしょう、という気持ちもあったのでは?

    しかし上記のように、別日というのはありえないので、警察が断らせなかった、地方警察官の強引さがあって、そのやりとりへのネガティブなお気持ちが何十年も残っていたのでは?と思います。
    さらに近年の「冤罪だ」報道…というところでは?と思っています。

    コメントの返信なので、具体的に書いてみましたw

    • Tori より:

      主様、早速の返信有難うございます

      成る程、法廷証言者になるのを断る為ですか
      確かに実際に法廷で証言するのは多大な責任と負担のかかる行為ですものね
      検察調書に署名捺印だけして検察官に法廷で内容を読み上げて貰うだけと言うのでは
      駄目だったのでしょうか(何処の誰かが被告側に判るのは同じか・・・)
      この事件を扱った別の方の動画についていたコメントで真偽は不明ですが、久間氏は
      法廷で自分に不利な証言をした証人に対して「死んでもお前を恨む」と恫喝していたとか
      この女性も法廷で証言したことで久間氏に凄まれ、怖い思いをした可能性はありますね
      ただ、警察への反発やらそういった諸々の感情を弁護側に上手く利用され、30年以上も
      たってから再び法廷に立つ羽目になるのは想定外だったのでは?
      一度正式な司法の場で証言した内容を撤回するというのは重いですからね
      通常審より厳しく検察側、裁判官に追求されたのではないでしょうか
      弁護士もこれが仕事とは言え、何の落ち度もない人達に無用な負担をかける行動は
      慎んで欲しいと思います
      でも、物証が覆せない以上、これからも同じ戦略を採り続けるんだろうなあ…

  3. みずたま。 より:

    法廷で恫喝という話で、荒木虎美の件を思い出しましたが、あの件の目撃者男性も目撃談を知人に話したのが警察に伝わって警察の説得により証言することになりましたが、当初は証言者になることをかなり渋っていたそうです。
    ご自身の仕事への影響や、運転手(荒木虎美)を見た理由であるのがご友人の車と同じ日産のサニーだったから、ということで友人も巻き込むのではという懸念があったそうです。
    そのように、刑事ドラマなどで描写されるのと違って、実際には多くの目撃者はそんなに積極的に名乗り出るわけではないと思います。

    飯塚事件の八丁峠の目撃者も自ら通報したわけじゃないですよね。また、車両に関しては私はいつも「元々知っている車種を、一目で見て認識して記憶するのはごく自然だ」という話をしているのですが、同時に見ている人物については元死刑囚と一致するかどうかは面通しでも「わからない」と答えられてて、これに関して見知らぬ人の個人認識が難しいという以上に、そこまで証言する責は負えないという心理もあるんじゃないかなあと思います。
    これは私の想像でしかありませんが、私も大量生産の車体を車種として認識した自分の記憶には自信を持てますが、人間個人となると自分の記憶も疑う心理はあると思います。

    この女性は、おそらくいなくなっているという子供たちに似た二人組を見たという話をしただけなので、それが他の人の証言と結び付けられて誘拐地点の特定や車両の特定になるというのには困惑したのでは?と思います。
    もしこれが殺人事件の捜査であったら証言しなかったかもしれません。

  4. Tori より:

    主様、こんにちわ
    どのみち後3日で再審請求可否の結論が出るので、それまでは静観しているつもりだったのですが
    FBSが例の女性について新情報を出して来たので(しつこくて済みません)
    (https://news.ntv.co.jp/n/fbs/category/life/fs867207d228d740a3923afebd5e2863ed)

    個人的に気になったと言うか腑に落ちなかった箇所です

    ①例の強要されたと主張する調書作成時には女性は関東圏に引っ越しており、調書の訂正を求めようと
     わざわざ自費で福岡まで赴いて、結局押し切られて署名捺印した
    →その時点で既に遠方に居住していたのなら理由を付けて行かなければ良かったのでは?
     本人の署名捺印がないものは裁判で証拠として使えない筈
     不本意な証言だったのならわざわざ福岡まで行って訂正するより、行かずに署名捺印を拒否する方が簡単
     後、普通に考えて関東に引っ越したのは結婚が理由だと思われるが、ご主人に相談しなかったのか?
     そうでなくても天涯孤独とかでない限り、相談するご家族ぐらいいそうなものだが

    ②当初の報道では警察官に呼ばれて調書の作成に赴いたという話だったが、この記事では検察官調書の作成の
     為に行ったという話に変わっている
    →飯塚事件のwikiで突っ込まれていたので変えた?

    ③最初に証言した時から一貫して当日ではないと主張していたが、聞き入れてもらえなかった
    →こちらでも散々言及されているようにあり得ない
     行方不明時の情報を募っているのに、別の日の目撃情報を提供してどうするのか

    ちなみに弁護士側が最初に女性に接触したのは2018年3月で弁護士事務所に女性から電話があったとのこと
    わざわざその時の電話メモの映像まで出していましたが、さて本物なのか
    ちなみにその内容ですが
    「飯塚事件で調書を取られた者です。当時、警察官(検察官)から異常な強引な聞かれ方をして、
     自分の記憶は曖昧(あいまい)なので使わないでくださいとも言ったのですが、もう決まっているからと
     調書をとられました。犯人はほかにいると思っていて、話すと何かされるのではないかと
     怖くて話せませんでした。」

    犯人はほかにいる云々以降は弁護士の創作にしか思えなかったのですが、どう思われます?
    長々と失礼しました、季節の変わり目なのでお体にお気をつけ下さい、では

    • みずたま。 より:

      このブログの記事本文に書いていることは、時系列に沿った「事実」に基づくもので、そこに私の推測も入っている(普通、殺人事件の証言台に立つのは積極的になれない)のですが、なぜ今そのようになっているのか、に関しては推測の領域が大きくなりすぎるので何とも言えません。

      私たちは自分たちの知識や経験から色々想像するのですが、それが及ばないこともあります。

      何十年前かの記憶について、どのように変遷するかというのも個人差があります。
      当時のやり取りで彼女が警察や検察にどのような感情を抱いたのか、とか、支援者の活動内容に触れたのかもしれない、とか、そこまでわかりようがないので。
      そういうことが記憶自体に影響することはごく普通にありえますし、そういう要素があるのではないか?と思えますが、その具体的なところは誰もわかりませんよね?彼女が私小説的に何百ページにも渡って綴ってくれるとかならともかく。

      とりあえず、この2月22日の朝刊にこう出ている以上、彼女は2月20日朝のこととして情報提供をしたと考えられる、というだけです。

  5. isobe より:

    20年前ほど昔 上京して弁護士と行動していた時にT先生に「中国では宗教団体の信者を捉えて臓器を抜いて殺している」と 話したが、そんな事は無いよ と一笑に付された。 
    議員会館辺りで 一生懸命 法輪功の人達がチラシを持って説明していたが、 
    弁護士は世俗やグローバルな常識に疎いと思った。 
    この証言者も前後を考えも無く 真実を隠蔽して自分を否定した。 
    考えれば分かるはず 遅刻したのは その日だけ いつもは3人で登校していた。

  6. isobe より:

    飯塚に行く時は 私はいつも近くの山 しょうけ越えを通って行く 海抜600Mの高さで 週に数回行くこともある くねくねしたカーブが一番多い難所だ。その他に 米山峠、冷水峠、八丁峠、その先も朝倉の方に抜ける林道もある。
    米山峠、冷水峠は 走行しやすい道路で通行量が多い。 
    八丁峠は 近年 やっとトンネルが出来たばかりです。 
     昔は八木山バイパスは有料だったので、多分 福岡中心部に真っ直ぐ行く人は そこを通るかもしれない いくらスピードが遅いといっても 道路の幅は広く無い、坂を上がっていくし、追い越し車線は少ししかない、あとは上下の2車線、橋もトンネルもある、よそ見は出来ない。余談ですが、八木山バイパスは、正面衝突事故発生率が福岡県下の5倍だそうで、近い将来4車線になるそうです。 そして、久山方面は 殺人事件等で有名な犬鳴峠もある。

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