最近、2017年に買ったMacbook Airのバッテリーがもたなくなってきていて、交換してもらおうとしたら5日かかると言われ、その時は本業の関係でとても5日コンピュータなしが無理だったので仕方なく交換せずに持ち帰った。
そして最近Photoshopを使い始めて、かなり動作が重くてストレスに感じていたのもあり、
と浮かんでしまったところから、一気に今年出たM1チップ搭載のiMac(24インチ)が欲しくなって夢中になってしまっている。
でも、私は次々とApple製品を買えるようなお金持ちではない。
本当にデスクトップ型のiMacでいいのか?またmacbook air(昨年発売のM1チップ搭載のもの)にすべきではないのか?と、ここ10日は悩んでいる。
しかし恋に落ちたのはiMacの方なので、多分私は逃避行してしまう。でも今週いっぱいは悩むつもりだ。
その悩みについては次回に回すとして、今回は私がいかにしてAppleのリピーターから抜けられなくなったかを語りたいと思う。

財政的に厳しいのにiCloudへの依存が激しくてやめられないApple
最初に言っておくと、私は別にApple信者ではない。
Apple信者って、お金持ちしかなれないよね。Appleから新バージョンが出る度に買っているイメージがある。
そこからいくと、私は結構
と思いつつも、
ってだけなのである。
DropboxとかGoogleとか、他のクラウド使えばいいじゃん、という話でもあるが、はっきりいって複数Appleデバイスを持っていたらiCloudは便利すぎ。
iPhoneで撮影したそばからiPadとmacbookのカメラロールに反映されるし、iPadのiCloud Driveからmacbookのデスクトップのフォルダにアクセスできて、シームレスなのである。
だから私は今、月に1300円も払って2TBのiCloudを使っている。これを今更変えるのは面倒すぎる。
私はApple以外でも、サブスマホ(月500円くらいのデータ通信専用simを入れてる)はAndroidだし、Kindle Fireタブレットも持っててたまに使ってるけど、
ということになってしまう。

私が現在使っているのは
-Macbook Air 2017
-無印iPad 2018
-iPhone 6s
真ん中のiPod nanoはさすがに使ってない(笑)けど、私のapple製品第1号ということで一緒に。
Windowsユーザーだった私がAppleに侵食されていった経緯
そもそも私は1998年から2010年ごろまで、普通にWindowsユーザーだったのである。
1998年からずっとWindowsユーザーだった
私のコンピュータデビューはWindows98の入ったメビウスのノートPCであった。その頃、ノートPCの値段が急に下がり始め、前年くらいまでは50万円くらいするものだったのが、20万円少々で買えるようになったのだった。当時のデスクトップはバカデカかったので、自分で持つならノートしかないと考えていた。
当時は文系だとまだ卒業論文もワープロで書いてる人が多く、コンピュータを使うのも大学で、という感じだったのだ。
私が買ったメビウスはメモリが64MBでストレージが確か2GBとかだったと思うけど、同じスペックで比較すると確か他より安かったので友人の助言を受けながら選んだのである。この頃の私は学生だったし、ネットができてワードができれば何でもいいという気持ちであった。
しかしテレホーダイという夜間なら定額などインターネットが手軽にできるようになったことで急速にコンピューターの個人所有率が高まったのがこの頃である。
ちなみに私がPCとかパソコンと書かないのは、海外に出ていた影響でPCはWindows機を指していて、macは含まれないという認識からである。
ともあれ、メビウスを手に入れ、NTTに工事に来てもらってインターネットの世界に足を踏み入れた。あのピーグルルルルルというダイヤルアップが、私を未知の世界にいざなってくれた。
そして徐々に自分でHPを作ってみたりするようにもなり(htmlを手打ちすることもあれば、ソフトを使うことも)その素材を配布しているサイトのデザインなどに感心するようになってくると、MacintoshでAdobeのソフトを使って色々作られるんだなあと薄々知ることとなる。
とはいっても、まだまだMacというのは美大生とか、デザイナーとか、そういう本格的にデザインをする人用で、自分の用途にはWindowsの方が合っている、と思っていたので全然考えていなかった。
見てくれで選んだVAIOのQR3
そして2001年のこと、VAIOのQRというものに買い換えることとなる。選定基準は専ら見てくれであった。QRにはWindows XPが入っていた。
メビウスから見ると、VAIO-QR機は非常に可愛く、キーボードも丸みがあり、白くツルッとした表面も非常に魅力的であった。
そう、この時点で私は「見た目」をコンピューターの選定基準にかなりの程度取り入れるようになっていたと言える。
このQR機も結構使い倒していたという記憶がある。VAIOは見てくれがいいがソニータイマーがあるなどと言われていた頃だったが、なかなかどうして、4〜5年は使い続けていたように思う。そして一度メモリを付けかえたりなどもしていた記憶がある。
そんなふうに最初の2台はノート型だった私が、ふと富士通のデスクトップ型FMV機を買ったのは、2005~2006年ごろだった。
さすがにQR機の挙動がもっさりしてきて何かやるにもファンがうるさくて不安になってきたのと、会社でデスクトップを使っていた頃だったので、家に帰ってQR機を使うと画面が小さいと感じるようになった。
そこで色んなスペックなどを検討した結果、やはりデスクトップはコスパがいいと思うようになった。FMVは見た目も地味で硬派だったが、原点回帰である。そして、ディスプレイ自体は薄いので、コンピュータを下に置くと言う形を取れば、スペース的な問題もあまりなくなっていたというのもあるし、当時は持ち歩くこともなかったのでどう考えてもデスクトップを選ぶべき時であった。
そしてその後、やはり4〜5年ほど不満なくFMV機を使い続けていた。
iPod nano (第3世代)が私の初Apple
そんな風に、普通にWindows機を3台続けて選んでいた私にAppleの影が忍び寄ってきたのは、
私は2003年ごろからmp3プレイヤーというものを使っていたのだが、おそらく最初のも中国のどっかのメーカーか?シルバーベースに黒という感じで、かなり硬派な見てくれで、2つ目はサムスンのもので、これはおもちゃみたいな見た目で、どピンクがあったので可愛いと思って買って使っていた。
当時iPodはまあそれに比べるとシンプルなデザインで、nanoの第2世代となるとポップなカラーバリエーションが話題ではあったけど、やはり値段が高かったので、そこまで惹かれるものではなかった。
ところが、使っていたサムスンのmp3プレイヤーがまだ使えたのに、一気に心惹かれるものが出てしまった。

2007年に出た、iPod nanoの第3世代に現れた、このグリーンである。
このグリーンは第2世代のグリーンの明るさとも違い、少し落ち着いた、でもパステルカラーといってもいい優しい色。
一気に恋に落ちてしまい、2万円以上もするこちらをお買い上げ。
これが私の初Appleであった…
かくして、「Apple」の敷居をまたいでしまった私。
それまで持っていたmp3プレイヤーよりも大きくても、もうその存在が可愛くて持っていて嬉しいiPod nano。
Apple製品を持つとこんなにも気持ちが高揚してしまうのか!
そんなApple所有欲を味わってしまった私。
そこへきて
iPhone 3GSを持つ
私自身は異なる職種だが、常時Webデザイナーなどが周囲にいる環境で、いわゆるマカー(昔2ch界隈などではMacユーザーをこう呼んだ)が身近であった。
彼らはまず最初に、iPod touchというものを持ち出した。wi-fiを使ってメールもできるし、ケータイサイトとは違いPCで検索するが如くWebブラウジングができるという、PDAがすごくスマートな感じになったもの。
それにいよいよ電話機能がついて、携帯電話として使えるようになったという、iPhone 3G。
職場でちらほら持っている人が出てきて、非常に気になる存在で、3GSがソフトバンクから販売されたところでガラケーから乗り換えた。2009年夏のことだった。
今まで、家か会社にいてPCを開かないとできなかったことが、できる時代。
私は意気揚々と、いとこに「ドラえもんの時代がやってきたと思っています」とメールしている。
そしてmacbook air (第2世代)11インチを買う
iPod nano、iPhoneというところからAppleに手を出し始めた私だけれど、この頃、職場でちょいちょい話題になっていたのがMacBook Airであった。
ジョブズが封筒から出してみせたことで、その驚きの薄さが話題になったair。私は当時とあるIT企業でプロモーションなどの担当だったのだが、そのため広告やマーケティングツールなどの営業にくる外部の業者と会うことがあり、その中でこのAirを使ってデモなどを見せてくれる人が現れた。
「わ〜。あのMacBook Airだ〜」
と憧れの気持ちで見ていたのだが、第一世代は非常に高額で、全然選択肢にはなかった。
ところが、
その憧れのMacBook Airの第2世代が出ると、めちゃめちゃ値段が下がっていて、しかも11インチが最低のスペックだと10万を切る勢いで出してきた。
2010年も終わる頃である。その頃、私は2005~2006年ごろから使っているデスクトップを使い続けていたが、そろそろデスクトップを起動して椅子に座らなきゃいけないということに少しダルさを感じ始めていた頃だった。
そんな時に、11インチで、しかもあのMacBook Airで、この値段とあれば、それはもう飛びつくようにして買ったのだった。
これが、私のMac沼への始まりであった。
次回、そんな私が現在iMac 24インチと昨年のMacBook AirというM1機どちらを選ぶか悩んでいるという葛藤を書いていきたいと思います。

私はこういったKindle本を出しています(Unlimited対象)





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