最近騒がせている #KuToo について思ったこと。
あんまりiPad のソフトを使いこなせていないので、こんな感じの絵になってしまうのだが、
と言いたい。
というよりもむしろ、会社員時代の私の格好はこんな感じのことが多かった。
もちろんパンプスタイプの靴を履くことも多かったのだが、踵が低かろうとパンプスって本当に足が痛くなる。
私は業界的に上のような格好でも特に問題なかったのだが、どんな業界でも男性と同じようなデザインの紐靴を履いて何の支障があるのかわからない。
確かに紐靴にスカートはちょっと組み合わせが微妙なことが多いので、パンツスタイルの方が合うのだけど、そもそも女性がスカートでなければならないこともない。
女性がパンプスを履くべき、という考えは、そもそも女性はスカートという固定概念からきてると思う。その考え自体が、女性がそんなに職場で機能的であることを求めない時代の遺物に過ぎないので、時代は変化して男女平等を求め続けていて、女性も男性と同じ仕事を求められるのだから、服装だけ過去の「女性は腰掛け」時代から変わらないのはおかしい。
あの運動を始めた彼女は葬祭業に従事していて疑問を感じ、運動を始めたということなのだが、写真でスニーカーを履いているので、おかしなツッコミをする人が絶えないように思う。
男女差別という論点で話をするのだから、葬祭業でブラックフォーマルな格好を男女共に望まれるのであれば、男性と同じような靴で主張した方が揚げ足取りは防げただろう。
この黒の靴に、黒のパンツスーツ姿で、顧客である遺族も何も不満に思う筋合いはないだろう。
繰り返すけれども、パンプス、あれは本当に体への負担が大きいデザインである。足の甲を支えない靴というのがどれだけ物理的にあり得ないか。
それにヒールなどをつけた日には拷問器具と言っていい。
バレエなどをしていて筋力のある人なら履きこなせるだろうが、多くの女性にとっては足先が猛烈に痛くなるだけではなく、体がそれを庇うようにして歩いたり立ち姿勢をとったりするようになるため、腰や肩にくる。もちろんふくらはぎはパンパンになる。
ただ「女性らしい足元である」ためだけに、毎日、一日中履くことを強要するなんて人権侵害も良いところである。
コメント