【週に2kg減/むくみ/高血圧】にんにくで無塩生活もカンタン。人に会わない今がチャンス?!

私は30代前半から超高血圧症に悩まされている。

妊娠をきっかけに高血圧になる女性は多いらしいが、私は妊娠したわけでもなく何故か時には上が200を超すような状態になってしまった。今はそこまでではないが、薬を飲まないと180になってしまうこともある。もう8年ほどだ。

34歳、健康診断を受けたら超高血圧だった。
これもまた、晴天の霹靂であった。 私はその時、34歳。事情があって、とある試験を受ける必要があり、その試験の後は海外引っ越しを控えていてビザの準備など大忙しだった。 そんな時に、会社を退職してから初の行政による健康診断を受けておこう、と予約...

高血圧で減塩を「心がけて」きたものの…

私は欧州の某国にいた時も、この超高血圧症のため、定期的に医者にかかっていた。

医師も看護師も「バカみたいに高い!」と驚き、医師には「真剣に捉えないと、あなた死ぬか障害持つかになりますよ」と何度も警告された。

その医師は私に塩分の摂取を抑えるようにと何度も念を押してきて、私が日本人であるということで

「醤油も塩分高いから気をつけてね?」

と心配そうであった。

そんなことは言われるまでもなく知っているし、自分なりに控えてきたつもりだったが、私の血圧は高いままだった。

そんなこんなで

減塩で血圧が下がる人と下がらない人がいる

という情報も目にして、まあ何だかんだで刺身につける醤油はちょっとにする、とか納豆のタレを使わない、とか、

キモチ減塩

というくらいで過ごしてきた8年間である。

きっかけは宮沢りえの一言:無塩生活3日で「水抜き」ができるらしい

きっかけはあまり見ないTV(というか私はAmazonのプライムビデオとかnetflixとかばかり見ている)を見ていたら、宮沢りえが出ていた。

宮沢りえといえば、私の中学時代の憧れのアイドルである。

十代の時の彼女は天下無敵の美少女であり、貴乃花と破局して「悲劇のヒロインにはなりたくないし」と会見で言った時の彼女は神々しいまでに美しかった。

そんな彼女がハーフゆえ?もしくは体格よかったママの遺伝子?を恐れてなのか激痩せを繰り返したりと光を失ったかのような時代があり、少し悲しく思っていたが、30代の頃からか舞台などでキャリアを積んでプロの女優としてまた素敵な感じで年を重ねていて、今でも憧れの人なのである。

そんな彼女が、病気の役柄で短期で痩せなければならなかった時に(あの状態から?!)メイクだけに頼るのではなく実際に痩せて、衰えた姿を見せたということで、どうやって痩せたのか問われていたのだが

みなさん、太ってると思ってらっしゃるかもしれないけど、それは水です、水

と言って水分抜きをした、というようなことを言っていた。

水分を抜くとはどうやって?とその時は深追いせず、女優のやる素人離れしたことなのだろうと思っていたのだが、

それ以来

それは水です、水

というのは私の中で引っかかっていたのだった。

そう、「水太り」というのは存在する

ダイエットをするなら水を飲め、というのはもう長年の常識であるし、別にダイエットしてなくても水分を摂らないというのは危険なことである。

しかし私が、それこそ十代の時から悩んでいた、

むくみ。

このむくみというものは、まさに余分な水分を体に溜め込んでいる状態

なのである。

体がむくんでいると、太って見えるだけではなく、体もだるいし、代謝も落ちる。

むくんでいることそのものは、正確には太っている(=脂肪が付き過ぎ)こととは区別すべきことかもしれないが、

むくんでいると痩せにくい(代謝も悪いし、だるいので運動する気にもならない)

ということからも、むくみの解消というのは不可欠なものなのだ。

しかし、だからといって水を飲まないというわけではない(宮沢りえは飲まないようにしたそうだが)。

既に体の中にある余分な水分を抜くことにあたって

塩分摂取を控える

ことが不可欠なのである。

完全な「塩抜き」生活は3日まで。あとは「塩分を控える」生活

色々調べてみると、そうはいっても勿論人間が完全に塩分を断つとそれはそれで健康上のリスクがある。

低ナトリウム血症というものがあり、昏睡状態になることもあるらしいので、3日に至らなくても不調を感じたら中止すべきなので、それを踏まえて「を読んで欲しい。

「塩抜き」生活3日をしてみた効果

これは私の場合、顕著だった。

まず、降圧剤を飲まないと上が160台〜180を超えてしまうのが常だったが、降圧剤を飲まなくても(これは本当は自己判断でやってはいけない)

140台〜150台になったこと。

まあ、40代前半で、この数値はまだまだ高血圧なのだが、明らかに下がっていた。

下も常日頃は100を超えてしまうのが、二桁にもなった。

というわけで、

「気持ち減塩」では効果がなくても、完全に塩断ちをすると目に見えて効果があったわけで、

少なくとも私は高血圧と塩摂取に因果関係があった

ということになると思う。

さらに、

体重も1週間で(完全塩断ちは3日半ほどだったが、その後も1日2g以下にしていた)2kg痩せ(57kg→55kg, 159cm)
2kg減というよりももっと顔がスッキリした感じがあったし、体が軽くなった
体が軽くなったからか、だるさがなく快適に生活できるので鬱っぽい気分が晴れた
糖質制限もはかどった(ご飯など炭水化物をそんなに欲しない)

という、相乗効果があった。

もちろん個人差も大きいと思うのだが、私にとって塩分抜きはかなり効果が大きい。

さらに一度塩分を徹底的に抜くことで、

過剰な塩分を欲しなくなる

ので、その後も容易に減塩生活は続く。

にんにくで簡単に塩抜き生活ができた

そもそも、塩分というのは砂糖と同じで中毒性があるのではないかと思う。

人間の体には必要なものだが、あまりに過剰摂取し過ぎなのである。特に日本は実は塩分摂取率が平均よりも高い。

塩分がなければ味がない、とまで思うのは、味覚が塩分の強い刺激に慣れ過ぎているから

と今では思う。

そんな塩分に慣れ過ぎた舌に、塩分がなくても満足させてくれるのは

ニンニクのペースト

であった。

ブレンダーのチョッパーを使ってニンニクペーストを作って常備

といってもニンニクをひとかけひとかけすりおろすのは大変なので、昔よく使っていたものの最近はしまいっぱなしだったブレンダーが大活躍。

チョッパーを使ってペーストを作るのだが、

1.にんにくだけ
2.ニンニク+オリーブオイル
3.ニンニク+オリーブオイル +しょうが

と足していく形で3種類作っていた。

これは冷蔵庫に保管して数日後のもの。

ちなみに緑色になっているのは、作った翌日にかなり緑になってた時があって、

カビ?!

と慌てて調べたところ、何やらニンニクに微量に含まれる鉄分とにんにくをおろすことなどで生じるアリインとの化学反応で起こるもので、人体には影響ないそう。

ペーストを調味料として毎日使う。

この3つのペーストをどう使うかといえば、私の場合は

鶏肉を焼いてつける
刺身に醤油ではなく、バルサミコ酢とオリーブオイルと刻みニンニクを混ぜてつける
納豆に入れる
キャベツサラダに混ぜる
豆腐に乗せて食べる

などしている。

分量などは本当にその日の気分。

ある日は、ニンニクペーストにオリーブオイルと、ちょっとのバルサミコ酢で餃子のタレがわりにしたり、

ある日はバルサミコ酢多めとオリーブオイルににんにく刻みを混ぜて、ブリの刺身につけて食べたり。

非常に応用が効くし、ニンニク1玉分から作った3種類のペーストで5日ほど保つので楽。

さらに

ニンニクは血圧の低下に非常に有効

なので、高血圧の人の無塩/減塩生活には本当にオススメである。

ちなみに、私はこちらの食塩不使用の鯖缶も欠かさないようにしていて週に3缶は食べている。

食塩不使用だけど、十分味わい深くて美味しい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました